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Genviewが推奨する構造化データ(スキーマ)|種類と設置方法

使い方 2026-07-16

GEO対策においてどのスキーマをどの順番で設置すべきか。Genviewが推奨する4段階(S・A・B・C)で整理します。S→A→B→Cの順に対応することで、AIに正しく認識されるサイトの土台が完成します。BまでやればGEO対策として十分です。

スキーマとは何か

スキーマとは、AIや検索エンジンに「このページは何についてのページか」を正確に伝えるための機械向けの説明文です。人間がページを読めば内容を理解できますが、AIや検索エンジンはテキストだけでは文脈を正確に判断できないことがあります。スキーマを設置することで、その曖昧さをなくせます。

人間向けのページ
スキーマ(機械向けの説明)
よくある質問
Q. 料金はいくらですか?
A. 月額11,800円からです。
「このページはFAQPageです。質問は"料金はいくらですか?"、回答は"月額11,800円からです"という内容です」
← 人間が読む
← AIが読み取りやすくなる

スキーマはJSON-LDというコード形式でHTMLに埋め込みます。見た目には表示されず、AIや検索エンジンだけが読み取ります。

なぜスキーマが必要なのか

スキーマは、AIが「この企業は何者で、何に強く、どの文脈で推薦すべきか」を正しく判断するための公式の自己紹介です。スキーマがない場合、AIはテキストから推測で補完するため、誤った文脈で紹介されたり重要な情報が抜け落ちたりするリスクがあります。

スキーマなし

AIがテキストを読んで「たぶんこういう会社だろう」と推測する。あいまいな部分は補完され、誤認識につながることがある。

スキーマあり

「この会社はGEO対策SaaSを提供するOrganizationで、料金はこうで、FAQはこういう内容」と構造的に伝わる。AIの推測や誤解を減らせる。

GEOにおいてスキーマは特に重要です。AIは検索エンジンより「企業の全体像」を理解して回答を生成するため、スキーマによる正確な情報提供がAI認識の精度に直結します。

スキーマがないとどうなるか

スキーマがなくてもサイトが無視されるわけではありませんが、以下のような問題が起きやすくなります。

会社の説明がブレる

Organizationスキーマがないと、AIが各ページから勝手に解釈する。ページごとに説明が違うとAIの認識もブレる。

FAQが引用されにくい

FAQPageスキーマがないと、AIが質問と回答のセットと認識しにくい。自社FAQが参照されるチャンスを逃す。

著者・専門性が伝わりにくい

Personスキーマがないと、誰が書いたか・どんな専門性があるかをAIが理解しにくくなる。E-E-A-Tの「専門性」の証明に直結する。

会社概要が伝わりにくい

AboutPageスキーマがないと、会社概要ページの内容をAIが正しく認識しにくくなる。E-E-A-Tの「信頼性」の証明に直結する。

スキーマはどこに入れるのか

スキーマはHTMLの<head>または<body>内に<script type="application/ld+json">として埋め込みます。

埋め込みの例(FAQPageスキーマ)

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [{
    "@type": "Question",
    "name": "料金はいくらですか?",
    "acceptedAnswer": {
      "@type": "Answer",
      "text": "月額11,800円(Standardプラン)からご利用いただけます。"
    }
  }]
}
</script>

ページごとに入れるのが基本

OrganizationはTOPページ、FAQPageはFAQページ、ArticleはブログページのHTMLにそれぞれ埋め込みます。1ページに複数のスキーマを入れることも可能です。

スキーマはどうやって入れるのか

スキーマの入れ方は主に3つあります。

方法
向いている人
HTMLに直接貼り付ける
固定ページを自分で編集できる人。WordPressならカスタムHTMLブロックやテーマのhead編集から追加できます。
GTM経由で入れる
HTMLを直接編集しにくいサイト向け。Googleタグマネージャーを使えば対象ページへ配信できます。ページ種別を絞って配信する必要があります。
ツールで自動生成して貼り付ける
コードを書きたくない人向け。Genviewの構造化データ機能でJSON-LDを自動生成し、コピペするだけで完了します。

入れた後はGoogleのリッチリザルトテストで正しく読み取られているか確認できます。

なぜ21スキーマに絞るのか

Schema.org(Google・Microsoft・Yahoo・Yandexが共同設立した標準化団体)には現在800以上のスキーマが存在しますが、全部を入れる必要はありません。Genviewは「AIが企業・サービス・人物・コンテンツを理解し、質問に回答する際に参照しうる情報を構造化できるスキーマ」をGEO関連スキーマと定義し、この基準で分類した結果、約150のスキーマが該当します。さらにその中から、一般企業サイトが優先的に対応すべき21スキーマに絞り込んでいます。

800以上

Schema.org 全スキーマ

医療・科学・エンタメなどGEOで参照されにくいスキーマを除外

約150

GEO関連スキーマ(独自調査)

AIが企業・サービス・人物・コンテンツを理解するために参照しうる情報を構造化できるスキーマ

21

Genview推奨

一般企業サイトが優先的に対応すべきスキーマ

21スキーマに絞る理由は3つです。

  • AIがサイトを理解するための「最低限の情報」がそろっている(この会社は何者か・サイト名は・誰が書いたか・FAQはどれか)
  • 一般企業サイトに「ほぼ必ず存在するページ」に対応している。実際に設置できないスキーマは推奨しない
  • 150全部に対応しようとすると優先度が定まらず作業が止まる。「まず21をやれば十分」という明確なゴールでGEO対策を動かせる

Genviewが推奨するスキーマ分類

Genviewは、GEO観点でのスキーマ優先度をS・A・B・Cの4段階で整理しています。S→A→B→Cの順に対応することで、AIに正しく認識されるサイトの土台が完成します。BまでやればGEO対策として十分です。

GEO観点での重要な前提

Googleのリッチリザルトに表示されないスキーマでも、AIが内容理解に利用する可能性があります。「リッチリザルトに出ない=不要」ではありません。

S・A・B・C|優先順位の全体像

S・2つ

最初に必ず入れる。TOPページに1つだけ

A・3つ

Sの次に入れる。専用ページに1つ+TOPに該当があれば追加

B・8つ

S・Aの次に入れる。複数ページに設置。BまででGEO対策として十分

C・8つ

後回しでよい。該当コンテンツがある場合のみ

Sランク — 最初に必ず入れる(TOPページに1つだけ)

スキーマ 設置ページ AIに伝わること 補足
Organization TOPページのみ この会社が何者かを伝える サイト全体の運営主体の基盤。最優先で設置する
WebSite TOPページのみ このサイトの名前とURLを伝える Organizationとセットで設置する

TOPページに1つだけ入れます。これがないとAIにサイトの存在すら正しく伝わりません。Genviewのサイト診断(①AIに理解される)でも検出チェックされます。

Aランク — Sの次に入れる(専用ページに1つ・TOPにそのコンテンツがあれば追加)

スキーマ 設置ページ AIに伝わること 補足
Person 著者ページ
TOPに著者情報があれば追加
誰が書いたか・どんな専門性があるかを伝える E-E-A-Tの「専門性」の証明に直結する
FAQPage FAQページ
TOPにFAQセクションがあれば追加
質問と回答のセットであることを伝える AIがユーザーの質問に対して自社FAQを引用しやすくなる
AboutPage 会社概要ページ
TOPに会社概要があれば追加
会社概要ページであることを伝える E-E-A-Tの「信頼性」の証明に直結する

各スキーマは専用ページに1つ入れます。TOPにそのコンテンツがある場合はTOPにも追加します。Genviewのサイト診断(②AIに信頼される)でも検出チェックされます。

Bランク — S・Aの次に入れる(ほぼ全サイトで推奨・複数ページに設置)

スキーマ 設置ページ AIに伝わること 補足
BreadcrumbList TOP以外の全ページ サイトの階層構造を伝える 全ページに入れてよい。ページごとに1つ設置する
Article / BlogPosting 記事・コラムページ 著者・公開日・発行元を伝える ブログや事例記事があれば入れる。記事ページごとに1つ設置する
WebPage 汎用ページ全般 ページの名称・説明を伝える 他のスキーマと併用する補助的なもの。単独では効果が薄い
SoftwareApplication プロダクトTOP・機能ページ SaaSツールであることを伝える ⚠️ SaaSサイトのみ。ECや実店舗には不要
Service サービス紹介ページ 提供サービスの内容を伝える サービス紹介ページがあれば入れる
Product 料金・プランページ
TOPに料金概要があれば追加
商品・プランの存在を伝える Offerとセットで使う。ページ上の料金表示と内容を一致させること
Offer 料金ページ
TOPに価格情報があれば追加
価格・無料トライアル・提供条件を伝える Productとセットで使う。価格はページ上の表示と必ず一致させること
CollectionPage 記事一覧・機能一覧ページ まとめページであることを伝える 一覧ページがあれば入れる

S・Aが完了したら次にBに取り組みます。BまでやればGEO対策として十分です。Genviewの改善提案でも自動生成される対象スキーマです。

Cランク — 該当コンテンツがある場合のみ入れる(後回しでよい)

スキーマ 設置ページ AIに伝わること 補足
DefinedTerm 用語集個別ページ 専門用語の定義を伝える ⚠️ 用語集ページがある場合のみ。用語ページごとに1つ設置する
DefinedTermSet 用語集一覧ページ 用語集全体の存在を伝える ⚠️ 用語集一覧がある場合のみ。DefinedTermとセットで使う
HowTo 手順解説ページ 手順・ステップを伝える Googleリッチリザルトの価値が低下。優先度低い
Event イベント・セミナーページ 開催イベントの情報を伝える セミナー・ウェビナーを開催している場合のみ
VideoObject 動画埋め込みページ 動画コンテンツの存在を伝える 動画コンテンツがページ上にある場合のみ
LocalBusiness 店舗・拠点情報ページ 実店舗・拠点の所在地を伝える 実店舗・地域ビジネスがある場合のみ。オンライン専業には不要
JobPosting 採用・求人ページ 募集職種・条件を伝える 募集要項を掲載している場合のみ
Course 講座・教育コンテンツページ 講座・カリキュラムの内容を伝える 教育・スクール系サイトのみ

S・A・Bが完了してから検討してください。ページ上に該当するコンテンツがない場合は設置不要です。内容と一致しないスキーマを入れると逆効果になることがあります。

GenviewでスキーマをAI対策に活かす

Genviewの構造化データ機能では、ページ情報をもとにJSON-LDのコードを自動生成し、コピペするだけで設置できます。「何のスキーマが不足しているか」はサイト診断で把握できるため、診断→生成→設置→検証という流れで進められます。

スキーマ設置ガイド(ホワイトペーパー)

設置後の確認方法・よくある間違いも含めてPDFで解説 →

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