Codexとは?ChatGPTとの違い|チャットとエージェントの差
最近、Claude Codeと並んでCodexという名前を見かけるようになりました。しかし実際には、「ChatGPTは知っている。GPTは知っている。Codexが何なのか分からない」という人も多いと思います。私自身、最初は「GPTの別名?」くらいの認識でした。この記事ではCodexとは何か、そしてChatGPTとの違いを整理します。
なお、「Codex」という名前は過去にもOpenAIのコード生成モデルとして使われていました。この記事では、2025年以降に登場したコーディングエージェントとしてのCodexを指します。
Codexとは何か
まず結論を言います。CodexはChatGPTではありません。
- ChatGPT → AIチャット
- Codex → コーディングエージェント
役割が違います。ChatGPTが質問に答えるAIなら、Codexは開発作業を実行するAIです。
ChatGPTとCodexは何が違うのか
ここが一番重要な部分です。
ChatGPTは「質問する→回答する」という形で動きます。Codexは「依頼する→実行する」という形で動きます。
例えば「この機能を実装して」と伝えたとき、ChatGPTはコード例を文章で出します。Codexは実際にコードを編集します。この違いが、ChatGPTとCodexを分ける一番大きな点です。
ChatGPTの進化版ではない
よくある誤解に「Codex=ChatGPTの上位版」というものがあります。しかしこれは正確ではないと思っています。
ChatGPTは思考支援のAIです。調査・整理・文章生成・設計相談など、「考えること」をサポートします。Codexは開発支援のAIです。コードを書く・修正する・テストを実行するなど、「作業を実行すること」をサポートします。
上下関係ではなく、用途が違います。
なぜCodexが注目されているのか
生成AIの第一世代は「チャット」でした。質問すれば答えが返ってくる——これが最初の体験でした。しかし今、生成AIは「エージェント」へと移り始めています。
エージェントとは、人間の代わりに作業を実行するAIのことです。Codexはその流れの中で登場したツールのひとつです。「AIに相談する」から「AIに任せる」への変化——この変化がCodexが注目される背景にあります。
Claude Codeとの違い
ここが次の議論の入口です。
現在エンジニア界隈では「Claude Code vs Codex」という比較が始まっています。Claude CodeもCodexも、コードを書くAIというより開発を実行するAIとして位置づけられています。だから比較される。
どちらが優れているかはまだ議論の途中です。ただ、比較の対象が「チャットAI同士」から「エージェント同士」へ変わっていることは確かだと私は感じています。
私の見方
ここからは私の整理です。
今の主要AIを用途で並べると、こんな感じに見えます。
- ChatGPT → 知識労働・調査・汎用的な思考支援
- Claude → 長文分析・推論・設計相談
- Claude Code → 開発エージェント(Anthropic)
- Codex → 開発エージェント(OpenAI)
ChatGPTとClaudeがチャット系として並び、Claude CodeとCodexがエージェント系として並ぶ——こういう整理が今後の標準になっていくように私は感じています。
これから比較されるのはCodexとClaude Code
数年前のエンジニア界隈での主な比較は「ChatGPT vs Claude」でした。しかし今後は「Codex vs Claude Code」という比較が増えていくと私は思っています。
少なくともエンジニア領域では、比較軸がチャットからエージェントへ移り始めているように見えます。
まとめ
- CodexはChatGPTではない
- ChatGPTの上位版でもない
- Codexはコーディングエージェント——開発作業を実行するAI
- AI業界はチャットからエージェントへ移行し始めている
- 今後はCodexとClaude Codeが比較対象になる
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