業界が違えば、ほかの業界のGEO対策の事例は参考にならないのではないか。そう心配されることがあります。でも、業界によって何がどれだけ違うのかは、私たちも数えたことがありませんでした。

違いを知るには、AIが回答をつくるときにどんなサイトを参考にしているのか、それが業界によって違うのかを知る必要があります。ただ、前回の調査(サイトタイプ別)で見たのは、Google上位のサイトがAIにも引用されるかどうか。AIが引用したサイト全体の顔ぶれまでは、分かっていませんでした。

5業界で、情報源を種類ごとに分けて数えました。法律事務所・会計ソフト・化粧品・クレジットカード・動画配信サービスの同じ30問を、ChatGPTとGeminiに6回ずつ聞き、回答に付いた情報源(引用URL)を見ています。

化粧品では、30問のうち9問で、ChatGPTが6回とも同じサイトを引用していました。

米国皮膚科学会です。

化粧品メーカーでも、口コミサイトでもなく、アメリカの学会。しかも6回とも。

聞いていたのは、化粧水の話です。

ほかの業界では、法律事務所で法テラス、会計ソフトでマネーフォワード・弥生・freee が、毎回のように引用されていました。AIが「定番」として参考にしに行く先が、業界ごとにまるで違います。

いちばん多かったのは、どの業界でも企業の自社サイトでした(各回35.6〜60.0%)。残りの顔ぶれは、業界ごとに違いました。

30秒でわかる結論
  • AIが引用した情報源で最も多かったのは、企業の自社サイト(各回35.6〜60.0%)。
  • 残りの顔ぶれは業界で違う。法律事務所は公的機関・学会、化粧品は口コミやSNS、動画配信はアフィリエイトが目立った。
  • ほかの業界の事例をそのまま当てはめる前に、自社の業界でAIが何を参考にしているかを確かめるのが、GEO対策の出発点。

この記事で扱う範囲業界ごとの情報源の顔ぶれ/毎回参考にされる「定番」のサイト/商談でよくいただく5つの質問への答え/自社の業界での確かめ方/この調査から言えないこと

今回の調査でわかった3つのこと

35.6〜60.0%どの業界でも1位だった、企業の自社サイトの割合
10.3〜13.3%動画配信だけで1割を超えた、アフィリエイトサイトの割合
0サイトクレジットカードで、6回を通じて引用されたアフィリエイトサイト

1. 一番多いのは自社サイト。業界で違ったのは、自社サイト以外の情報源

まず、どの業界でも一番多く引用されていたのは、企業の自社サイトでした。各回35.6〜60.0%です。

違いが出たのは、自社サイト以外です。図1は、自社サイト以外の主な4種類について、業界ごとに6回の最小〜最大を線で並べたものです。

自社サイト以外の情報源が引用に占める割合(業界ごとの各回の幅) ChatGPTとGeminiの回答に付いた引用のうち、自社サイト以外の4種類が占める割合を、業界ごとに各回の最小から最大の幅で示す。公的機関・学会などは、法律事務所が13.7〜19.2%で、ほかの4業界(会計ソフト6.5〜8.5%、化粧品8.4〜10.5%、クレジットカード4.0〜5.4%、動画配信0.9〜2.4%)と幅が重ならない。利用者の投稿は、化粧品が8.0〜12.4%で、ほかの4業界(法律事務所0.4〜1.3%、会計ソフト1.5〜2.8%、クレジットカード3.2〜4.1%、動画配信5.0〜7.4%)と幅が重ならない。比較・ランキングは、化粧品が3.1〜4.7%で最も低く、法律事務所10.9〜15.9%、会計ソフト14.1〜17.2%、クレジットカード7.6〜9.3%、動画配信12.8〜16.3%。アフィリエイトは、動画配信が10.3〜13.3%で、ほかの4業界は0.0〜1.5%。クレジットカードは5回分、ほかは6回分。 引用に占める割合(線の両端=各回の最小と最大) 0% 10% 20% 公的機関・学会など 法律事務所 会計ソフト 化粧品 クレジットカード 動画配信 13.7〜19.2% 利用者の投稿(口コミサイト・SNS・ブログ) 法律事務所 会計ソフト 化粧品 クレジットカード 動画配信 8.0〜12.4% 比較・ランキング 法律事務所 会計ソフト 化粧品 クレジットカード 動画配信 3.1〜4.7% アフィリエイト 法律事務所 会計ソフト 化粧品 クレジットカード 動画配信 10.3〜13.3%
図1 自社サイト以外の情報源が、AIの引用に占める割合線の両端は各回の最小と最大です(クレジットカードは5回分、ほかは6回分)。

法律事務所の「公的機関・学会など」と、化粧品の「利用者の投稿(口コミサイトやSNS)」は、ほかの4業界と線が重なりませんでした。

6回のうち一度も。

AIは、法律事務所の質問では法テラスのような公的機関を、化粧品の質問では実際に使った人の口コミを、ほかの業界よりも多く参考にしていました。

比較・ランキングサイトは、化粧品だけが3.1〜4.7%と低い位置にありました。

2. アフィリエイトサイトが1割を超えていたのは、動画配信だけ

この調査では、運営会社の名前と住所が書かれていない紹介サイトを「アフィリエイト」に分類しています。広告収入で運営されているかどうかでは分けていません(詳しくは「調査方法」に書いています)。

図1のいちばん下を見ると、アフィリエイトサイトが1割を超えていたのは動画配信だけでした(各回10.3〜13.3%)。ほかの4業界は、どの回も1.5%以下です。動画配信は、前半の3回と、11日後に聞き直した3回で、ほぼ同じ水準でした。

そして、クレジットカード。6回を通じて、アフィリエイトサイトは

1本も引用されていませんでした。

なんでだ、と思って中身を見てみると、比較サイトのほうはしっかり引用されていました。マイベスト(139本)、価格.com(104本)、okane-kenko.jp(37本)、selectra.jp(1本)。どれも運営会社がはっきり書かれていたので、「比較・ランキング」に入っています。

3. AIが毎回参考にする「定番」のサイトは、業界で違った

同じ質問を6回聞いたとき、6回とも同じサイトが引用された質問は、どれくらいあるのか。30問のうちの割合を数えました。

業界ChatGPTGemini
会計ソフト73.3%73.3%
化粧品46.7%66.7%
法律事務所40.0%46.7%
クレジットカード23.3%63.3%

では、ChatGPTが6回とも引用していたのは、どんなサイトだったのか。冒頭の米国皮膚科学会は、この表の1行です。

業界6回とも引用された主なサイト(そうなった質問の数)
会計ソフトマネーフォワード 18問/弥生 15問/freee 13問(各社の自社サイト)
法律事務所法テラス 9問(公的機関)
化粧品米国皮膚科学会(aad.org)9問(学会)
クレジットカードJCB・楽天カード・三井住友カード 各2問

会計ソフトで毎回引用されていたのは、マネーフォワード・弥生・freee といった各社のサイトでした。法律事務所では法テラス、化粧品では米国皮膚科学会。毎回参考にされる先が、公的機関や学会になっている業界もあります。

※ この表は、クレジットカードも9月9日の回を含む6回分で数えています。

※ サイト単位で数えています。同じサイトの中のどのページが引用されたかまでそろえると、数字は変わります。

※ 動画配信は、この集計に入れていません。前半の3回と、11日後の同じ日の3回で、聞く間隔がそろっていないためです。「6回とも引用されたか」は、聞く間隔によって数字が変わります。

5業界の情報源の構成(全体の数字)

AIの回答は、同じ質問でも、聞くたびに参考にするサイトが変わります。そこで、1回分の数字ではなく、6回の中での最小〜最大を載せています(引用URLの本数で数えています)。

種類法律事務所会計ソフト化粧品クレジットカード ※1動画配信 ※2
企業の自社サイト47.8〜51.9%53.9〜60.0%43.9〜52.0%49.6〜55.2%35.6〜40.2%
報道・記事メディア3.5〜5.3%1.5〜2.6%10.5〜12.2%11.2〜13.9%12.2〜20.1%
比較・ランキング10.9〜15.9%14.1〜17.2%3.1〜4.7%7.6〜9.3%12.8〜16.3%
利用者の投稿0.4〜1.3%1.5〜2.8%8.0〜12.4%3.2〜4.1%5.0〜7.4%
公的機関・学会など13.7〜19.2%6.5〜8.5%8.4〜10.5%4.0〜5.4%0.9〜2.4%
アフィリエイト0.2〜0.9%0.0〜0.4%0.6〜1.5%0.0%10.3〜13.3%
未分類12.4〜18.4%10.1〜19.3%11.4〜19.4%13.9〜18.9%4.9〜16.1%

※1 クレジットカードは6回のうち5回分です。9月9日の回は未分類が21.4%あり、集計の基準(未分類20%以下)を満たさなかったため除いています。なお、アフィリエイトは9月9日の回も0本でした。

※2 動画配信は、9月2日〜3日に3回、11日後の9月14日に3回(同じ日に数分おき)の計6回です。ほかの4業界は、別々の日に6回聞いています。

商談でよくいただく5つの質問に、データで答える

Genview の商談やお問い合わせでは、AIの情報源について、次のような質問をよくいただきます。今回のデータから、私の答えを書いてみます。ここでの答えは、データで分かったことと、確かめ方までです。

Q1. 自社サイトの情報はしっかり整えています。AI対策はそれで足りますか?

A.それだけでは足りない、と私は考えています。

自社サイトは、どの業界でも一番多く引用されていました。ただ、その割合は各回35.6〜60.0%。残りは自社以外のサイトで、その中身が業界ごとに違っていました。自社サイトを整えるのとあわせて、AIが自社以外にどんなサイトを参考にしているかも見ておいてください。

Q2. ほかの業界で成果が出たGEO対策の事例は、うちの業界でも使えますか?

A.使う前に、まず自社の業界を確かめてください。

今回の5業界では、法律事務所で公的機関・学会など、化粧品で口コミサイトやSNSが、ほかの4業界のどの回よりも多く引用されていました(図1)。AIが参考にしに行く先が違えば、事例の前提も変わります。事例と照らし合わせて対策を決めるのは、そのあとです。

Q3. 比較サイトに掲載してもらえば、AIに出やすくなりますか?

A.業界によって、比較サイトの重みがまったく違います。

Genview Lab の前回の調査(サイトタイプ別)では、「Google上位に入った比較サイトは、AIにも引用されやすい」という結果が出ています。前回の数字は、Google上位の比較サイトのうち何割がAIに引用されたかです。

今回は、AIの引用全体のうち比較サイトが何割を占めるかを見ました。会計ソフトは各回14.1〜17.2%、化粧品は3.1〜4.7%。同じ「比較サイト」でも、3〜5倍の差があります(図1)。掲載を考える前に、自社の業界で比較サイトがどれくらい参考にされているかを確かめておきたいところです。掲載によって引用が増えるかどうかは、今回の調査の範囲外です。

Q4. AIが毎回参考にしているのは、業界の大手企業のサイトですか?

A.業界によります。毎回参考にされる先が大手企業のサイトという業界もあれば、公的機関や学会という業界もありました。

会計ソフトでは、ChatGPTが6回とも引用していたのは各社の自社サイトでした。法律事務所では法テラス、化粧品では米国皮膚科学会です。自社の業界でも、毎回引用されているサイトを一度書き出してみてください。企業のサイトが並ぶのか、公的機関や学会が入ってくるのかで、見るべき相手が変わります。

Q5. 一度AIに聞いてみて、参考にされているサイトが分かりました。これで業界の傾向はつかめますか?

A.1回では、つかめないと思います。

たとえば動画配信で、報道・記事メディアが引用に占める割合は、6回の中で12.2〜20.1%まで動きました。同じ質問でも、聞くたびに参考にするサイトの構成が変わるためです。業界の傾向を見るときは、同じ質問を何回か聞いて、1回分の数字より幅で見るほうが確かです。

自社の業界で、AIが何を参考にしているかを確かめる方法

今回私たちがやったことを、自社向けに小さくすると、次の4ステップになります。

  1. 自社のお客様が実際に聞きそうな質問を決める(「知りたい」「比べたい」「選びたい」の3種類をそろえる)

  2. その質問を、ChatGPTやGeminiなど気になるAIに、何回か聞く

  3. 回答に付いている引用URLを記録して、サイトの種類(自社サイト・メディア・比較サイト・口コミ・公的機関など)に分ける

  4. 自社サイト以外にどんな種類が入っているか、毎回出てくるサイトはどこかを見る

前回調査(サイトタイプ別)との違い

Genview Lab では以前、「Google検索の上位10位のサイトは、AIの回答でどれだけ登場(引用)されるのか?」を公開しています。似たテーマですが、数えているものが違います。

前回(サイトタイプ別)今回
数えたものGoogle検索の上位10位に表示されたサイトのうち、AIにも引用された割合(AI引用移行率)AIが引用したすべての情報源を、種類ごとに分けた構成
聞いた回数2026年8月に1回同じ30問を6回(4業界は別々の日に6回、動画配信は3回+11日後に3回)
業界15業界5業界
「アフィリエイト」の分け方成果報酬型の送客を主な収益にしているか運営会社の名前と住所が書かれているか

2つの調査の数字は、それぞれの数え方の中で読む必要があります。

たとえば化粧品では、前回、Google上位10位に出た比較サイトのうち47.6%がAIにも引用されました。今回の数え方では、化粧品で比較サイトが引用全体に占める割合は3.1〜4.7%です。前回の数字は「Google上位のうち何割が引用されたか」、今回の数字は「引用全体のうち何割か」を表しています。

今回の調査から言えないこと

データを正しく読んでいただくために、今回の調査では分からないことも書いておきます。

  • 業界によって効く対策が違うかどうか。今回わかったのは、AIが参考にしているサイトの顔ぶれが業界で違う、というところまでです。サイトを直したあとの変化は見ていません。
  • 5業界以外のこと。ほかの業界は調べていません。
  • 月単位の変化。調べた期間は2026年9月2日〜14日です。
  • 動画配信と、ほかの4業界の厳密な比較。ほかの4業界は、別々の日に6回聞いています。動画配信は、9月2日〜3日に3回(2回目と3回目は同じ日)、その11日後の同じ日に3回です。表では6回として幅を出していますが、「6回とも引用されたか」の集計には入れていません。
  • 収益の形で見たアフィリエイトサイトのこと。この調査の「アフィリエイト」は、運営者が書かれているかどうかで分けています。広告や成果報酬で運営されている比較サイトでも、運営会社が書かれていれば「比較・ランキング」に入ります。
  • 分類できなかったサイトの中身。各回5〜19%は、種類を決められず「未分類」になっています。人による確認が進むと、数字が変わることがあります。
  • AIのモデルごとの違い。ChatGPT・Gemini ともWeb版をモデル指定なしで使っていて、回答したモデル名は記録できていません。

調査方法

使ったAI
ChatGPT、Gemini(どちらもWeb版。モデルは指定していません)
業界と質問
5業界で、それぞれ30問ずつ聞きました。どの業界も、知りたいことを聞く質問9問・比べる質問10問・選ぶ質問11問でそろえています。
業界質問の対象質問の例
法律法律事務所離婚の相談をしたい人は、法律事務所をどう選べばいいですか?(知りたいことを聞く質問)
SaaS会計ソフト個人事業主に向いている会計ソフトを比較してください。(比べる質問)
化粧品化粧品30代の乾燥肌なら、どの化粧水がおすすめですか?(選ぶ質問)
金融クレジットカード初めてクレジットカードを作るなら、どのカードを選ぶべきですか?(選ぶ質問)
動画配信動画配信サービス動画配信サービスを選ぶときは何を基準にすればいいですか?(知りたいことを聞く質問)
業界期間回数
法律事務所2026年9月4日〜11日6回(別々の日)
会計ソフト2026年9月4日〜11日6回(別々の日)
化粧品2026年9月5日〜11日6回(別々の日)
クレジットカード2026年9月6日〜13日6回(別々の日)
動画配信サービス2026年9月2日〜3日/9月14日3回(2日にまたがる)+3回(同じ日に数分おき)
データの取り方
Genview の管理画面で質問を実行し、回答本文と引用URLをCSVで書き出しました。回答本文と引用URLは、手を加えずにそのまま保存しています。
数え方
AIの回答に付いた引用URLを1本として数えました(同じ回答の中に同じURLがあれば1本)。割合は、引用URLの本数に占める、種類ごとの本数です。
サイトの分け方
引用URLのサイトを、次の6種類に分けました。人がサイトを開いて確認し、確認が終わっていないものは下書きの分類を使っています(2026年9月14日時点の分類)。
種類どんなサイトか例
企業の自社サイト会社・お店・事務所・病院が、自分のことを紹介しているサイトfreee、資生堂、法律事務所のサイト
報道・記事メディア記事を出すことが本業の会社のサイト新聞社、雑誌の公式サイト
比較・ランキング複数の会社や商品を並べて比べるサイトで、運営会社の名前と住所が書かれているもの価格.com
アフィリエイト商品を紹介しているが、運営会社の名前と住所が書かれていないサイト個人名だけのブログ、運営者情報の無いランキングサイト
利用者の投稿使った人が書き込むサイト@cosme、ブログサービス、SNS
公的機関・学会など国・自治体・学会・業界団体・辞典国税庁、日本弁護士連合会、Wikipedia

どの種類か決められなかったサイトは、「未分類」として残しています。

よくある質問

業界によって、GEO対策のやり方は違いますか?

業界によって、AIが参考にする情報源の種類は違いました。5業界の観測では、法律事務所では公的機関、化粧品では口コミサイトやSNS、会計ソフトでは各社の自社サイトが多く引用されていました。まず自社の業界でAIが何を参考にしているかを確認してから、対策を決めることが出発点です。なお、業界によって効く対策が違うかどうかは確かめていません。

自社の業界でAIが何を参考にしているかは、どう確かめればいいですか?

同じ質問をAIに何回か聞き、回答に付いた引用URLをサイトの種類ごとに分けます。そのうえで、自社サイト以外にどんな種類が入っているか、毎回出てくるサイトはどこかを見ます。

AIはアフィリエイトサイトを引用しないのですか?

この調査の「アフィリエイト」は、運営会社の名前と住所が書かれていない紹介サイトのことです。アフィリエイトサイトが1割を超えて引用されていたのは、動画配信だけでした。一方、広告収入で運営されている比較サイトでも、運営会社が書かれていれば「比較・ランキング」に入ります。たとえばクレジットカードでは、マイベストや価格.com が引用されていました。

前回のサイトタイプ別調査と数字が違うのはなぜですか?

数えているものが違うためです。前回は「Google上位10位のサイトのうち、AIにも引用された割合」、今回は「AIが引用した情報源全体のうち、種類ごとの割合」です。「アフィリエイト」の分け方も違います。

まとめ

  • どの業界でも、一番多く引用されていたのは企業の自社サイト(各回35.6〜60.0%)
  • 自社サイト以外では、法律事務所で公的機関や学会、化粧品で口コミサイトやSNSが、ほかの業界より多く引用されていた
  • 毎回のように参考にされる「定番」のサイトも、業界によって違った

商談では「自社サイトを整えれば足りるのか」「ほかの業界の事例は使えるのか」と、よく聞かれます。今回のデータを見て、GEO対策の最初の作業は、自社の業界でAIが何を参考にしているかを、同じ質問を何回か聞いて確かめることだと、私は考えています。

自社の業界で、AIが毎回参考にしているサイトはどこか。一度、10問くらいで試してみませんか。今回の5業界は、どこも顔ぶれが違いました。たぶん、思っていた顔ぶれとは少しずれているはずです。

この記事を書いた人

吉田 清登 / Yoshida Kiyoto

株式会社FID 執行役員CMO / Genview プロダクトマネージャー / JECCICA客員講師

通販業界20年以上。再春館製薬所で越境EC・タイチームの管理を経て、現在は Genview の事業責任者。

得意分野のCRMのエッセンスをGEO対策に取り入れたのが Genview です。AI時代の接客は BtoC with AI。主役はお客様で、AIはその間に入った存在です。お客様に伝えると同時に、AIにも自社を正しく伝える。AIを通してどう伝わっているかを、実際に測って確かめています。