SEO上位サイトとAIの引用元、重複率はわずか25.0%――15業界450クエリでGoogle検索順位とChatGPT・Geminiの引用実態を比較調査
お知らせ 2026-08-18
公開日:2026.08.18
本日、以下の内容でプレスリリースを配信しました。
化粧品・家電・アパレル・医療・SaaSなど15業界450クエリを対象に、Google検索の上位10サイトと、ChatGPT・Geminiが実際の回答で引用したURLとを比較する調査を実施しました。両者が一致した割合(本調査における「重複率」)は、ChatGPTで13.9%、Geminiで29.0%、両AI合算で25.0%という結果になりました。
調査の背景
「SEO対策をしていれば、GEO(生成AI最適化)対策まで手を広げる必要はないのではないか」――当社が現場で耳にする声のひとつです。ただし、この考え方を裏付けるデータを当社自身が持っていたわけではありませんでした。そこで、Google検索の順位とAIの引用実態が実際にどの程度重なっているのかを、業界を横断する規模で直接比較してみることにしました。
主な調査結果
ChatGPT
13.9%
Gemini
29.0%
合算
25.0%
- 各クエリについて、Google検索の上位10サイトと、ChatGPT・Geminiが回答内で実際に引用したURLをそれぞれ取得
- 両者のドメインが一致した割合は、ChatGPTで13.9%、Geminiで29.0%、両AI合算で25.0%にとどまった
- 調査対象とした15業界のすべてで、ChatGPT・Geminiともに重複率は50%を下回った
- SaaS業界の「業務システムは複数のツールを使うのと一つにまとめるのはどっちがいい?」というクエリでは、Geminiが20件のURLを引用したにもかかわらず、Google検索の上位10サイトとは1件も一致しないケースも見られた
担当者コメント
株式会社FID CMO/Genview PM 吉田 清登
「今回の調査で確認できたのは、Google検索の上位に入っているサイトと、ChatGPTやGeminiが実際に引用しているサイトは、業界を問わずあまり重なっていないという結果です。SEO順位だけを見ていても、AIの回答の中で自社がどう扱われているかは分かりません。SEOとGEOは重なる部分もありますが、それぞれ別に確認する必要があると考えています。」
調査概要
調査対象業界(各業界30クエリ、計450クエリ)
化粧品 | サプリ | 家電 | アパレル | 食品・飲料 | 英会話 | 保険 | 引っ越し | 不動産 | 転職 | 医療 | 士業 | SaaS | 中古車 | 旅行・ホテル
| 調査方法 | 各クエリについて、(1)Google検索の上位10サイトを記録、(2)同じクエリをChatGPT・Geminiに入力し、回答内で実際に引用されたURLを抽出、(3)両者のドメインを突き合わせて一致率を算出 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年8月 |
| 調査主体 | 株式会社FID(Genview) |
業界別の重複率や具体例、集計の定義などを含む詳細な調査結果は、以下のページで公開しています。
Genviewについて
Genviewは、AIに正しく認識され、AIから選ばれるためのGEO(生成AI最適化)対策ツールです。主な機能は次の3つです。
- ブランド認識の改善:ChatGPT・Geminiなど複数のAIが自社ブランドをどう認識しているかを計測し、理想の認識像とのギャップ(事実と異なる紹介・ハルシネーションを含む)を特定した上で、改善提案を行う
- クエリ改善:想定される質問(クエリ)ごとに、AIの回答内でどれくらい言及・引用されているかを実数ベースで計測し、露出を増やすための改善提案を行う。独自の総合スコアやセンチメント分析には依存しない
- サイト整備:AIが情報を正しく読み取れるサイト基盤(構造化データ、llms.txt、クロール設定等)になっているかを診断し、改善提案を行う
これら3つの計測結果は、競合比較やトレンドを含むレポートとしても出力できます。
今回の調査は、このうち「クエリ改善」の計測機能を用いて実施しました。
本件に関するお問い合わせ
株式会社FID 広報担当
お問い合わせ:genview@f-i-d.jp
URL:https://genview.io/